14年間の小学校教員を経て、休職、退職を経験したkazです。
周りから見たら順風満帆に見えた私なのですが
心の中はいつも嵐が吹き荒れていました。
心の中の嵐
人当たりもよくて、仕事もそれなりにできて、
だから年々やることも責任も増えていく。
教師つらい
辞めたいけど、辞められない
これまで積み上げてきたものを簡単に捨てられない
でもつらい
どうしたらいいの・・・
そうやってズルズルと続けてきてしまい
心も身体も傷つけ、立ち上がれなくなってしまいました。
自分じゃない誰かで生きていた
やめたい、休みたい、その意識でいると
何もかもがモノクロ。
自分じゃない別の誰かが教師をしていて
それを本当の私が眺めているような感覚。
本当の人生の楽しさや素晴らしさも
本当の自分も
全部置き去りにしてきた数年間でした。
このサイトの理念
もし同じような思いで悩み苦しんでいる先生がいたら
私が何か力になれるかもしれない。
力になりたい。
そう思って立ち上げたこのブログサイト。
ただ、読んだだけではなかなか状況は変わらない。
私もそうだったから。
心機一転、もう一度がんばろうと、決心しても
また同じところに戻ってきてしまう。
その繰り返しでした。
そこで、今の状況や想いを聞きながら
伴走する何かが必要でした。
カウンセラーさんにもお世話になりましたが、
教師の苦しみをわかってもらうことは難しかった。
毎日話を聞いてくれた夫でさえも
全てを理解することはできない。
教師には教師の共通言語がある。
肌で感じてきたもの、培われた感覚や思考、
すべて言わなくてもわかるものがある。
実は私も、元教員で教員支援事業をされている方に助けられました。
学校という独特な世界を知っている仲間だからこそ
通じるものがあって、助け合うことができる。
現在の教育業界のなんとも言えないブラックな感じ。
でもそこにいる宝の原石たちである子どもたち。
それを目の前で見て感じてきた私たちだからこそ
繋がって強くなっていくことができる。
私はそう信じて、
仲間と繋がるために、教育の本質を取り戻すために、
まずは先生たちの心を解放することから始めようと思います。
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